今まで2万人以上の方のご相談を聞いてきました。アドバイスをおこなってきた薄毛・抜け毛を改善する頭皮マッサージの方法をお伝えしていきます。
なぜ、頭皮マッサージが必要なの?
毛根部分には血液や神経が通っているので、血液が滞ると髪の毛を作るための栄養が運ばれないんです。
知らなかったです。。。
でも、マッサージってどうやったらいいの?
マッサージといっても、とっても簡単!でもよく間違った方法をやっている方もいるので、説明していきますね
頭皮の仕組み
頭皮には毛細血管や、大きな血管が流れています
血液から運ばれた栄養を、髪の成長に使っているので大切な役割を果たしています。
髪の毛は毛根部で細胞分裂を繰り返し、上に押し上げられながら水分を失っていきます。
想像しやすいのは
髪を切っても神経はなく痛くありません。でも引っ張って抜くと痛みがありますよね?
毛根の部分は血管や神経が繋がっているので、血流の流れをよくするのはとっても重要なことなんです。
頭皮マッサージでやってしまいがちな注意点
髪の毛を回してしまう
地肌をしっかり掴んで地肌を回して欲しいのですが、一緒に練習をすると髪の毛を擦ってしまう人が多数。。
指の腹で地肌を触っている感覚をそのままに、ぐるぐると回してあげるのがコツです。
ぐるぐる回している時に、ジリジリと音がするのは髪の毛を回しています。
注意点をいつも意識して行なって下さいね。
効果的な頭皮マッサージの方法3つのポイント
- 血の流れを意識する
- ほぐしてあげる順番
- 頭皮マッサージをしてあげる時間
1. 血の流れを意識する
髪の毛、一本一本に髪の毛よりも更に細い血管が通っています。
この細い血管にしっかりと血液を流してあげるには、大元となる太い血管から流してあげることが頭皮のマッサージを最大限引き出すポイントです。
2. ほぐしてあげる順番
1 ポイント 首 (上部参照①)
頭皮への血流は、首ひとつで繋がっています。
そのため血液を流しやすくするために頭皮をほぐす前に首をほぐしてあげることが細部までの血管にたくさんの血液を運びやすくなります。
2 ポイント 耳裏(上部参照②)
首がほぐれたら次は耳裏の血管です。手の小指球を使ってほぐすとほぐしやすいです。
小指球:小指の付け根から下のやや盛り上がっている場所(下図参照)
3 ポイント 耳上(上部参照③)
耳の上部は、手根(しゅこん)を使うとほぐしてあげやすいです。
手根:手首の付け根から手首までの盛り上がっている部分(下図参照)
4 ポイント こめかみ(上部参照④)
こめかみも手根を使って行うといいでしょう
5 ポイント おでこ(上部参照⑤)
おでこの周辺は指の腹を使ってあげるとやりやすいです。(下図参照)
この時、おでこの産毛も一緒に回してジリジリさせないようにしてあげてくださいね。
3. 頭皮のマッサージをしてあげる時間
時間は、10分以上が効果的です。
ただ手が疲れてしまって2分と継続できない方がほとんど。
今までの経験上マッサージをするとしないのでは、抜け毛を改善するだけでなく髪を生やすという観点から見てもかなりの効果を感じています。
最近では頭皮をマッサージする機械なども販売されていますが、やはり手で行う頭皮マッサージの効果にはかないません。
機械を使用しても構いませんが、その場合は機械+手で行うマッサージにしてあげられるとより効果的になります。
また、手が空いている時間。
例えば
- トイレに行った時に少し回してあげる
- 車に乗っている時
- 信号待ちにリフレッシュを兼ねて回してあげる
- テレビをみながら
など隙間を見つけて生活の中で、意識してあげるのもいいです。
頭皮の太い血管から、毛細血管へ血液を流してあげることがポイントです
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