AGA治療の際に、最も重要と言っても過言では無いのが治療の継続です
クリニックや、ネット記事等で、同じような話を聞いたことがある方も多いかもしれません
しかし、いくら「重要だよ!」と言われても
・治療後も髪の毛が生えている状況にするには?
と思ってる方に対して、
実際に毛髪診断士で2万人以上の方の相談を受けてきた自分が、
AGA治療が初めての方でもわかるように、生えてからも継続した方が良い理由について専門用語ではなくわかりやすい言葉で解説していきます
何故、AGA治療は継続が必要なのか?
AGA治療は、髪の毛が生えたら終わりという治療ではありません。
何故なら…
②治療をやめると脱毛が進む
というのが理由です。
①②を解説していきます
①脱毛は、日々進行するものだから
生まれた時から、成人にかけて身体は細胞の分裂が活発に行われ成長していき、そしてある一定期を境に成長は緩やかになり続けていきます
いわゆる”老い”です
身体と同じで髪の毛も血管や神経が通い、細胞の分裂が身体と同様に行われていて、年齢を追うごとに成長は緩やかになっていきます
髪の毛は、「抜ける」「生える」を繰り返しているのに、
抜けた後も生えるスピードが遅くなる
”老い”ていくことで、若い頃と比べ毛量のダウンや髪の毛自体が細くなったりします
年齢を重ねていくごとに髪の毛を作るエネルギーが減少していくのに、AGAが発症すると加速の要因となってしまいます
②治療をやめると脱毛が進む
AGAの治療は、
外用薬:髪が生えている期間が短縮→「改善・延長」をしてくれる働き
が主に行われている治療です
風邪の場合、ウィルスが身体からいなくなったらお薬は飲まなくていい
ですが、
髪の毛は「抜ける」「生える」を繰り返していることが、治療を続ける必要がある理由です
AGAの発症を「抑える」髪の成長期間短縮の「改善・延長」の作用をしてくれなくなりますので、治療を止めてしまうと生えたあとも抜けてしまいます
今までの相談者様からのお話 治療を続けられない方の問題点をピックアップしてみました
副作用が心配になりすぎてしまう
AGAで用いられるお薬は元々は別の病気の用途として作られ、服用された患者様に発毛効果が見られたことで世界中に広まったものです
ですので、市販の育毛剤やサプリメントと違っており、どんなお薬でも副作用はおこり得ます
しかし、実際にAGAの治療薬で副作用を感じられるのは全体の0.1〜0.2%
副作用と聞いた途端に症状が出ていなくても、途中でやめてしまう…という場合もありました
※「プラセボ効果」と言われる、心理的要因の誘発です。マイナスなイメージだけで、断念してしまうのはもったいない限りです
仮に副作用が出てしまっても服用を止めれば症状は改善されますので、医師と相談しながら治療を進めていくことが大切
プラセボとは、本物の医薬品に似せた、医薬品として効果を発揮する成分が含まれていない偽薬の事を指します。偽薬であっても医薬品だと信じて服用することによって、効果が現れることがあります
参考元:厚生労働省 ジェネリック医薬品Q&A https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000078998_3.pdf
他の育毛商品やCM広告の誘惑
「新しい育毛成分!」などを謳っている広告は実に巧妙で、とっても欲しくなってしまいます
日本でAGA改善の認可を受けている薬は医療機関でしか処方してもらえないものなので、通常の通信販売や店頭では手に入らないものです
騙されてしまわないように、気をつけましょう!
金銭的問題
クリニックによっては内服や外用薬の他に、治療をプラスして発毛効果を高める方法があります
決して、治療をプラスすることは悪いことではないのですが、お薬だけの処方に比べると高額なものも…
長期的に治療が必要なため、続けられるかどうかを先に計算しておく事が必要
家族や近親者の理解
内緒で治療を始める方も多い薄毛治療
悩んでいる事を打ち明けるのはとても勇気がいるもの
理解をして治療を応援してくれる場合はいいのですが、「大丈夫!気にならないよ」や「もういいんじゃない…」などを言われてしまうと続けにくい方も多いようです
内服薬・外用薬の「飲み・塗り忘れ」&「薬切れ」
・ 旅行に行っていて飲むのを忘れた
・ お薬のなくなるタイミングを把握できていなくてストックが切れる
など日常の色々なシーンで
「飲み・塗り忘れ」&「薬切れ」が出てきてしまいます
継続とは、生えた後に続けるためだけではなく、効果を出すためにも必要な事
今までの相談者様の9割が何かしらの事情で「飲み・塗り忘れ」がありました
治療中の改善も治療後も髪の毛が生えている状況にするには?重要なのはたった「1つ」
記事内では、
「治療を続けられない方の問題点をピックアップ」
という話をしましたが、今までの経験上、大切なことは
お薬を『継続』して使用する
の1つです
毛髪診断士をしている中で、
「継続」をする
ということが一番難しい難関ではないのか?と思っています
ただ、継続できる人とできない人では、効果のスピードや毛量の持続年数などは違ってきます
最低限ここだけは意識しておこう!
継続をするためには、何が必要か?
続けるって難しい…
1人で計画を立ててコツコツとできる方はいいですが、続けるってかなりの決意と労力が必要ですよね
ダイエットなども同じでジムなどに通ってトレーナーの指示を仰ぐ方が成果を上がりやすかったりします
それと同じでAGAもお薬の処方してもらう際に、処方だけでなく、気軽に相談をできるクリニックを選ぶことが重要
・ 他の育毛商品やCM広告の誘惑
・ 金銭的問題
・ 家族や近親者の理解
・ 内服薬・外用薬の「飲み・塗り忘れ」&「薬切れ」
などの
心配事や悩みなどを相談できる場があるのとないのでは、継続できる率も違いが出ます
どこを選べばいいかわからないぐらい昔と比べクリニックも出来ていますが、継続するためには下調べが必要
しかし、病院と違ってAGA専門のクリニックでは、ほとんどが無料カウンセリングを行なっているので気になることは潰しておきましょう
ちょっと面倒だな…
と思う方もいるかもしれませんが、
カウンセリングのアドバイスは人が行なっています
話を聞いてくれない…
相談しにくい…
不安になる…
飲食店の接客でも、好印象な接客やよく思わない接客があるように
クリニックの印象、医師、スタッフの雰囲気や話しやすさもクリニックによって違いがあります
骨の折れる作業にはなりますがAGAの治療をはじめられる際は、最初の段階でクリニック選びをしっかりしてください
無料カウンセリングでクリニックの選び方チェックポイントは?
です。
各クリニックを下調べする際には、
チェックポイントを確認してみると雰囲気や印象などもわかるのでおすすめ
まとめ:継続することは一番難しいけど、相談できる場があれば成功の確率が上がる
「誰の助けも借りなくて大丈夫!」という強い信念を持っている場合は、1人でコツコツとできる場合は素晴らしいです
しかし、今まで相談を受けてきた9割の方は、継続していくと徐々に中途半端な結果になっていってしまいやすいのが現実だと感じました
少しでも迷ってしまった際の相談の場があると結果は違ってきます
ぜひ、参考にしてみてください